驚くべき日本車~トヨタの中古車~
海外にある、帰国子女向けの日本人学校などがあることをご存知でしょうか。ヨーロッパやアメリカをはじめ、世界中に点在しているものですが、そこにはもちろん多くの日本人教師が活躍しています。数年ごとに、先生が変わって新しく赴任してくる人もいれば、日本に帰国する先生とその家族もいます。そのような場合には、今まで使っていた家具から生活用品、子供のおもちゃ、特に日本のおもちゃなどは現地で買えないので、新しくやってくる家族に子供がいれば、喜ばれるものです。このように、多くのものを置いて帰国される先生が多いのですが、時には車もそのまま引き継がれることもあります。その車の事情について、ここでは書いていきたいと思います。
ここで取り上げるのは、トヨタのファミリー向けの中古車なのですが、これは譲り受けた時点で既に18万キロを走っていたものなので、まああまり長持ちはしないだろうというのが最初の印象でした。しかし、それから5年以上も経ってしまいましたが、小さなトラブルは時々あるものの、部品ごと交換しなければいけないような厄介な問題は起きたことがないので、さすが日本車だとつくづく思うことがあります。よく人から聞く話では、フランスの大衆車などでは、かなり頻繁に修理屋さんに出さなければいけないということや、パーツなどの交換についても、海外にある工場から取り寄せる必要があるなど、かなり長い時間待たされることも日常茶飯事ですので、改めて日本車の性能のよさを実感します。